Emergency Japanメンバーサイト コンセプト

  1. メンバーの夢を豊富なスキルや経歴や経験を持つメンバーとマッチングし無償で支援します。
  2. メンバー達の実績作り、パーソナルブランディング作りの支援をします。
  3. メンバー達の交流の場を提供します。
  1. Emergency Japanに実務的なボランティアをしてくださるメンバーの夢や実績を作る為に、豊富なスキル・経歴を持つメンバーの中からマッチングを行い、関わるメンバーの実績作りを後押しします。

例)
Aさん:小説家になりたい
×
Bさん:出版翻訳家になりたい
×
Cさん:出版物の監訳・監修をしたい

2.メンバーの実績作りの後押しはもちろん、受注が可能なように受け皿を作りメンバーのLP(ランディングページ)を作成し、自身のブランディングのアドバイス、支援をします。

3.交流の場を提供します。
  例として翻訳家を目指す方々は同じ夢を志す方々との交流の場が少ないと言います。  
  Emergency Japanでは団体を通じて翻訳をされる方々の交流の場を提供し、仲間で支え合い
  情報交換等をしていただけます。
  翻訳家以外にもボランティアさん同士の交流にお役立てください。

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Emergency Japanのメンバーサイト開設への思い

「日本が危ない!」

いきなり過激な言葉でごめんなさい。
私の心の一番根底にあるのはこの危機感です。

なぜか?
1年前の2020年の1月から日本は徐々にコロナの渦に飲み込まれて行きました。
そして2021年の1月、緊急事態宣言(2021年1月8日~2月7日)が政府により出されました。
この期間も延長される案が浮上しています。
*2021年2月7日現在、令和3年3月7日まで延長。
しかし私が危惧しているのはコロナだけではなく、元々経済的に落ち込んでいた日本が更にコロナ禍により生き辛さを感じている人々が増えた事にあります。

その顕著な例として2020年の6月にもYahoo!ジャパン等の記事にも掲載されましたが、1年前の2019年に比べて40%以上も女性の自殺が増加していると伝える記事でした。

そして、当然その中には未成年も含まれており、厚生労働省がまとめた2020年版自殺対策白書によると、15歳~39歳までの死因の上位の1番が自殺となっています。

事態は昨年夏以降に更に悪化の一途を辿っており、警察庁が11月9日時点の数字として発表した2020年10月の自殺者数(速報)は、2153人と前年同月比39.9%増加したとされており、最新数値での前年比較では8月17.8%増、9月10.0%増と大きく増加、10月になって39.9%増という、少なくとも2012年1月以降、未曾有の自殺増加率になっているというのです。

■そもそも夢がない

たまたまかもしれませんが、私が色々なボランティア活動をしていて感じたことは、夢を持たない若者の増加です。

大人たちの背中を良い意味でも悪い意味でもしっかりと捉えている若者の瞳はとてもシビアです。

この今の日本の現状を見ると夢を持てと言うのも酷なのかもしれません。
どこを見渡しても明るいニュースがあまり見られません。

そして自分の周囲の大人達。
私も含め若い人達に見本となるべき背中を見せられているとは自信を持って言える大人がどれくらいいるのか?と思うのです。

私が小さい頃は目指したいと思う憧れの職業も大人も多かったものです。
心から凄いな!あぁいう風になりたい!と思う人達がたくさんいました。

しかし今は、私が子供だったら尊敬してあんな風になりたいって人はいるか?と思うと悩みます。

子供たちは学校で進路を決める時期が必ず出てきます。
何もやりたい事がない、先行きが見え過ぎてしまうのは少し寂しい気がします。

そして、子供もそうですが、大人たちも疲弊しその日その日の仕事に追われ毎日が精一杯という方が多いと感じています。
日本国民総じて余裕がなく疲れているような気がします。

■自分の頭の蝿も追えないくせに

「コロナ禍で仕事がなくなった」
「やりたかった事が出来なくなった。これからどうして生きていけば良いか分からない」
「仕事ありませんか?」
「新しい生活様式?お金もないのにどうしたら良いの?」

いつも色々なボランティアをしていたので、何かないだろうか?と藁にもすがる思いだったのかもしれませんが、そんな相談を何度もされました。
残念ながら私には相談してくれる人達に仕事を渡す事は出来ませんでした。
ごめんなさいと会話が終わる度に彼らの何とも言えない無念さが伝わります。
私も自分の無力さを痛感します。

「何か出来ないかなぁ・・・」
「何とか出来ないものだろうか?」
ずっと悩みました。

元々はEmergency Japanと活動をする前は医療情報キットを日本に住む人達全てに普及させたいと思っていたのですが、外国籍の人々も日本には大勢暮らしています。
医療情報キットを外国籍の人々に普及させるには当然外国語の翻訳もしなければならないので多くの人々が集まるだろうと思いました。

そこで、この善意のボランティアさんの力になれないかな?という事を考えました。
Emergency Japanに何らかの協力をしてくれた方々に、その方の持っている夢を実現させるファーストステップをEmergency Japanで提供できないだろうか?

そう思った途端に今まで自分がやってきた活動の中で関わってきたボランティアさん達の事が思い出されました。

翻訳系のボランティアさんと接することが多く、彼らは実績が欲しいと応募される方が半数以上でした。

ただ、そのボランティアさんも翻訳家にはなりたいけれども、本当はカメラマンになりたいのだが経済的にも厳しいので翻訳家を目指すというように、1番の夢が翻訳家を目指している方々ばかりではありませんでした。

振り返って自分の事を思い起こして見るとやはりそうです。
1番はチーターと暮らすこと。
2番はチーターのいる動物園やサファリパークみたいな所で働くこと。
でも現実的にそう出来ないから違うことで生計を立てています。

そしていつも大人たちから言われてきた事は自分の頭のハエも追えないくせに・・
もっと現実を見なさいという話でした。
その度に悔しい思いをして来ました。

今の時代の10代の方々はそのような話を大人達から言われた事はないかもしれません。
しかし私のような昭和40年代近辺の世代の方々はそういう話をされた事がある方は多いと思います。

進路を決めるシーズンには夢を親に反対されたと話すクラスメートや同級生達が多かったのを覚えています。

確かに現実を見ることはとても大事です。
だけれども、夢を持つこと、希望を持つことは私達人間が生きていく上で一番大事なのではないでしょうか?

そして人間は人から必要とされる事がとても大事です。
夢を持ち、自分が社会の中で必要とされている事、それを実感出来ているか?それが一番大事な事だと考えます。

以前、私が行っている活動に賛同してくださるフランスの方が現れました。
そして今までの活動の経緯、自分に何が出来るか?等を尋ねられた際に言われた事があります。
「日本はなんでも難しい」
何でも無理で難しくしてしまうというのです。

あるドイツの親日家の女性が雑談で「日本人はね、とにかく気を使いすぎ。自分がない。いつも周りの事を気にしてストレスがいっぱい。日本人として生きていくのは大変だよね」と話していたのを聞いたことがあります。

「タレントになりたい!」
「カメラマンになりたい!」
「小説家になりたい!」
「こうしたい!」
「こうなりたい!」

そんな夢を聞かされた人達の反応は、その夢が困難なものだと思うと口を揃えて言います。
「お金はどうするの?」「そんなの無理でしょ?」
「生活は?」「は?あんたが?」「出来るわけない」

どうして「それじゃどうしたら良いかな?」とか
「どうやったらなれるんだろうね?」と背中を押してあげる習慣がないのでしょうか?

私が24歳の時に留学した国では、授業の時に将来の夢は?と聞かれて当時その国の民謡にはまっていた私は「この国で歌手として活動をしたい」と話した時に誰一人として笑わず、担当の先生までもがこう言いました。
「ダイエットに歌の練習にやることはたくさんあるからね!頑張りなさい!」

24歳の特に可愛くもきれいでもない私がそんな話をしても誰一人として否定せず、学校以外の場所でそんな話をしてもやはり否定する人はおらず、むしろ励まされるくらいでした。
日本ではいつも否定ばかりされていた私の夢を誰も笑わなかったのです。

国が違えばこんなにも違うんだと目からうろこだったのを覚えています。

「やってみなよ、応援するから!」
「じゃ一緒にどうしたら良いか考えようか!」
否定ばかりして後ろ向きな姿勢よりも、1つのステップを一緒に踏み出そうとする仲間でありたい。
私はそんな日本を創りたい。
ここでEmergency Japanのもう1つの目的が出来たのです。

■何よりも、大事にしたいのは社会に貢献しようとする純粋な思い

前述のように、夢を持つ人々の気持ちを応援する事も大事にしたいのですが、もう1つどうしても大人として守りたいことがあります。

それは社会に貢献をしたい人々の夢を実現させる事です。

私の周囲には社会に貢献する事業を生業として生きたいと思う方々が多くいます。

【将来は犬猫の保護施設をやりたい!】
【本当に気持ちよく暮らせる老人介護施設をやってみたい!】
【◯◯を保護する団体をつくりたい!】

全て社会に貢献する夢です。
しかしその実現方法はどうしたら良いのでしょうか?

そしてその夢を実現させるために働きながら余暇でその資金を捻出させようとする方が多いのも事実です。
せっかく社会に貢献したいという夢を生活を支える為、違うことで収入を得てその余暇で夢を探る。
仕事に追われて疲れ果て夢が夢のまま潰えてしまう可能性もあります。
そして一人でどうやって団体を立ち上げてよいのか分からない。そんな壁にぶつかる方も多いのではと思います。

そんな方は是非Emergency Japanで一緒に学んで作って頂けたらと思います。
1つ1つ順を追って実現できるように一緒に悩み進んで行ける仲間がいると思ってください。

Emergency Japanに参加されているボランティアさんの今まで経験してきた仕事やスキルを掛け合せて皆の夢の実現が出来るのではないかと考えます。

考えてみれば今まで私が知っているNPO団体やボランティア団体は、ボランティアを団体に貢献させる事はしてもボランティアメンバーを心から支援するようなところはなかったように思います。

団体のトップや幹部ばかりがクローズアップされてきたように思います。
だからEmergency Japanは逆を行こうと思いました。
このEmergency Japanは多くのボランティアさんの力がなければ機能しません。
運営メンバーはあくまでもまとめ役であり、Emergency Japanの主役はボランティアメンバーなのだと思います。

アダルトな内容や暴力的な物、公序良俗に反するような事を除き、ボランティアメンバーがEmergency Japanに何らかの実務的な貢献をする代わりに、Emergency Japanはメンバーサイトを通じて、その方が望まれる夢、そしてその夢を叶えるための実績作り、自己ブランディングのお手伝いをしたいと思っています。

Aさん:小説を出してみたかった。
Bさん:出版翻訳者になりたい。
Cさん:監訳者、翻訳監修をしてみたい。
この3名をマッチングし、Emergency Japanのスタッフと一緒に対訳小説を作り上げて行きます。

もちろん、この出版に関する費用はEmergency Japanで負担します。
印税も3名の方に全て還元します。
必要なのはやる気と作業時間だけです。

もちろん、色々な夢がありEmergency Japanのスタッフも全ての事が可能なわけではありません。
しかしEmergency Japanに参加されているボランティアメンバーの方々と協力しあって、夢を叶える方法を探っていくのです。

お金がなくて諦めていた。
ツテやコネがないからと諦めていた。
どうしたら良いか分からず諦めていた。

そんなたくさんの諦めた気持ちをここでもう一度温めてみませんか?

夢は人に希望を与えます。
希望があれば前を向いて行けます。

そして自分と一緒にプロジェクトを通じて仲間になってくれた方々との親交はきっとあなたの力となると思います。

人は決して一人では生きては行けません。
同じ目的を持つ仲間を持って欲しい。

自分が社会(Emergency Japan)に貢献し、その社会(Emergency Japan)が自分の夢をサポートしてくれる。

そしてその動きが大きくなったら、取敢えず夢とかないし、やりたい事も特にはないけど参加してみようかな?と
能動的な動きになれば良いと思っています。
メンバーのプロジェクトを見て何かインスピレーションを得ることは多いと思います。
芸能人や遠い世界の人々ではなく、自分と同じボランティアメンバーが身近なロールモデルとして夢を実現させて行く様子をどうぞ一緒に見てください。
そしてあなたもどうぞ良い意味でEmergency Japanを利用してください。

■災害時で避難中、避難所で過ごされる方々へ向けて

上記で申し上げたようにEmergency Japanのメンバーサイトはこの閉塞感漂う日本での生活に疲れた方々に希望となる小さな光を灯そうとするために開設されました。

自分自身が2019年の台風で罹災し夜も家が倒壊するのではないか?雨戸を突き破ってガラスが割れるのではないか?と不安で夜も眠れませんでした。

もし倒壊したらどこに行けば良いだろう?自分の家の物が壊れたりしたらどうしよう。大事な物が失くなったらどうしたら良いんだろう?
不安だらけでどうにもならず、まんじりともせず朝を迎えました。
自分の家で眠れることがどれだけ幸せな事かと気づきました。

知り合いも被災し避難所生活を余儀なくされました。
毎月毎月食べていくのが精一杯という状況だった知人は仕事も出来ず家にも戻れず貯金もないのにどうしようと頭を抱えていました。

生活を再建するのにも時間が掛かります。
しかし最悪の状況の中でも少しでも希望を持って欲しいと心から思います。

「こんな人がいるんだ!面白いな!私も写真を撮るのが好きだから家に戻ったらやってみようかな?」
「私は料理を作るのが好きだからレシピ本作ってみようかな!」
あなたの夢を何らかの形で形にしてみませんか?

Emergency Japanには避難所の狭い場所でも体調を崩されないようにと畳1畳分の場所でも出来るボクササイズを教えてくれるプロのライセンスを持つメンバーもいます。

災害時に大事なペットの体調がおかしくなった、そんな時に相談に乗ってくれるメンバーもいます。

これからもっともっと多くのスキルを持つ方々が参加される予定です。
皆でお互いに支え合うそんなメンバーサイトにしたいと思っています。

あなたがもしメンバーサイトの誰かに助けられたのであれば、是非今度はあなたが誰かを助けてあげてください。
不安なときはどうぞコンタクトしてください。

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